『マルセイユタロット』入門講座 ~大アルカナの基本と、タロットの瞑想~

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『マルセイユタロット』入門講座 ~大アルカナの基本と、タロットの瞑想~
開催日
2021年9月22日(水)
料金
¥4,000 〜

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内容

古典タロットのクラシカルな魅力を堪能できる
『マルセイユタロット』の基礎と瞑想について学べる講座です

MM840908-img02数百年前のヨーロッパで誕生し、「古典タロット」とも呼ばれる「マルセイユタロット」。

この古くから伝わるタロットに魅せられ、クラシカルな空気をそのままに現代に再現した『mamanmiyukiタロット』の作者・ママンミユキさんが「マルセイユタロット」の基礎とタロットの瞑想をお伝えする2回の講座です。

日本において「タロットカード」というと、一般的に「ウェイト版」と呼ばれるカードが好まれる傾向にあるようです。

その理由として、

  1. 「マルセイユ版のデザインが、ぱっと見で地味」
  2. 「マルセイユ版に比べて、カードのバリエーションが多い」
  3. 「マルセイユ版の小アルカナが同じように見え、解釈がしづらい」
  4. 「タロットのガイドブックのほとんどが、ウェイト版に基づいている」

ーなどが挙げられるといわれます。

ただ、実際にマルセイユタロットを使うユーザーからは、

  1. 「人物の表情に親しみがあって、使いやすい」
  2. 「意味や解釈にとらわれることなく、のびのびと自由に使える」
  3. 「絵柄が生き生きとして、まるで声を発するかのような印象を感じる」

など、使う人のインスピレーションを刺激し、躍動感あふれるリーディングができるとされています。

数百年の歴史を持ちながら、まだまだ使い手が少ないこの「マルセイユタロット」。カードが持つポテンシャルの高さや、カードのバリエーションが徐々に出始めていることから、これから多くの人を魅了していくことでしょう。

この講座ではそんなマルセイユ版の魅力を余すところなくお伝えしてまいります。

第1回目 マルセイユタロットとは?

  1. マルセイユタロットとはどんなタロット?
  2. タロットカードの扱い方やお手入れのしかた
  3. 自分のカードを探してみましょう
  4. リーディングのしかた
    3カード、くさび形のスプレッド
  5. カードの解説
    大アルカナと小アルカナの扱いかた
    大アルカナから「愚者」と、参加者の自分のカードから数枚選んで解説

第2回目 マルセイユタロット上達のコツとタロットの瞑想

  1. カードの解説
    大アルカナ22枚のうち1回目の残り
  2. カードと親しくなる〈タロットの瞑想を取り入れて自分なりのイメージをつかむ〉

こんな方におススメ

・今までタロットの講座を受講したり本を読んでみてもなんとなくピンとこない感じのしていた方
・ウェイト版タロットをお使いで、もっとタロットの世界を広げたい方
・マルセイユタロットを使った占いの奥深さや面白さを実感したい方
・プロで活動されていてスキルアップに役立てたい方

日時

第1回目 9月8日(水)14:00~16:00
第2回目 9月22日(水)14:00~16:00

関連画像

場所

当講座はオンラインでの講座となります。

料金

2回連続参加 7,000円
1回参加   4,000円
※当日は『マルセイユタロット』をご用意の上、ご参加ください。
 尚、講師であるママンミユキさんのタロットをご希望の方は、こちらでお申込みいただけます。

A. 2回連続参加(+『mamanmiyukiタロット』スタンダード版)11,800円
B. 2回連続参加(+『mamanmiyukiタロット』ミニ版 10,800円
C. 1回参加(+『mamanmiyukiタロット』スタンダード版)8,800円
D. 1回参加(+『mamanmiyukiタロット』ミニ版)7,800円

※お申し込み時にA~Dのうちご希望(1つ)をお書き添えください。
※『mamanmiyukiタロット』はお申し込みのご住所にお送りいたします。

講師紹介

MamanMiyukiママンミユキ
タロット作家で、占い師でもあり、また3人の男の子の母でもあるといういくつもの顔を持っています。
はじめて占いに触れたのは小学生のころで、中学生になってから西洋占星術に興味を持ち、ホロスコープを作ったりしていました。
独学だったので、本の著者の先生に質問の手紙を送ったりする積極的な女の子でした。
高校生になってから、タロットに出会って惚れ込み、それからはタロットをおもに使うようになりました。
その後、タロットや西洋占星術で鑑定や電話占い、イベントなどにも参加しながら、執筆の仕事もしたりしていました。
子育てが一段落して本格的に占い師として復帰してからは、タロットの会や鑑定、ヒーリングなどの活動をし、2013年はマルセイユタロットのオリジナル版である「mamanmiyukiタロット」の制作に取り組み、販売を開始しています。

関連書籍

タロットの瞑想について

今回の講座のポイントの一つが、「タロットの瞑想」です。講師であるママンミユキさんにタロットの瞑想について語っていただきました。

・・・

タロットカードというと、占いに使うものというイメージが強いですが、タロットカードの神秘的な美しさは、占いによるメッセージだけでなく、私たちの直感的な能力を目覚めさせるような刺激を与えてくれます。
そのため、タロットカードと接することによって、人の世界と心の世界を結びつけて、これまで閉じられていた心の中の扉を開くことができるでしょう。夢の世界の扉を開くといったほうがわかりやすいでしょうか。
また、芸術的な活動で創造力を刺激したり、隠れた能力を活性化させるともいわれています。タロットカードを占いだけでなく私たちの心の世界の入り口として使うためのひとつの方法が、タロットの瞑想といわれるものです。

瞑想・・・というと、なんだか難しそうな感じがするかもしれませんが、タロットの瞑想は、何か特別な修行のようなことをするというよりも、「自分の感覚を研(と)ぎ澄ますもの」といったほうがいいかもしれません。私がタロットカードを作ったのもタロットの瞑想がきっかけでしたし、タロットカードと親しくなるためにもとてもよい方法です。
タロットカードのデッキと静かな場所があれば誰にでもできますので、ぜひ一度取り組んでみることをおすすめします。

使うタロットカードの種類は、手持ちのデッキのどれでもかまいませんが、なるべく自分の一番のお気に入りのものにしたほうがいいでしょう。

マルセイユタロットについて

16~18世紀のヨーロッパで人気を博していた古典タロットカードの総称。ルネサンス時代に貴族の遊びとして誕生したタロットが、この時代に木版画で大量生産されるようになり、現在のタロットにみられる原型がつくられたといわれています。20世紀初頭に誕生し、現在のタロットカードの主流を占める「ウェイト(ライダー)版タロット」とは、「大アルカナの配置が異なる」「小アルカナがシンプルに表現されている」などの違いがあります。「マルセイユタロットこそ、タロットの王道」という占い師、カードユーザーも少なくありません。

『mamanmiyukiタロット』について

mamanmiyukiタロット スタンダード・サイズ1709年にフランスで制作されたピエール・マドニエ版タロットを基に、占い師であるmamanmiyuki(ママンミユキ)さんが制作したタロットカードです。2013年初版(ミニサイズ)が、2015年にスタンダードサイズが発行されました。カラーインクと水彩絵具で一枚一枚手書きで仕上げた78枚のカードは、素朴で飾らないマルセイユタロットの伝統を忠実に再現した作品として、国内外のタロットユーザーから絶大な人気を博しています。