手作りの干支アイテムで新年のエネルギーを先取り!
伝統の技法「木目込人形」に気軽にチャレンジできるワークショップです
皆さんは、「木目込人形」をご存知ですか?元々は木で作られた型に筋を彫って、布を貼り合わせていくことで仕立てる人形のことで、1739年に京都の上賀茂神社の神官、堀川氏に仕える高橋忠重という人が作ったものが始まりとされているそうです。
現在は、土台となるボディは桐粉を用いて作っており、雛人形から壁飾り、招き猫やフクロウなどの縁起物まで愛好家も多い工芸品です。
今回は、その日本伝統の技法を用いて、2020年の干支である「子(ネズミ)」の人形を作っていただきます。
様々な色柄の生地をどのように組み合わせていくか、真剣に考えながら作り上げた作品は、愛着のある一品になるに違いありません。
多くの方が初挑戦となることが予想されるため、今回は「子」に挑戦する前に練習として「鞠」を作っていただきます。
講師は、20代後半より木目込人形を学び、現在では専門店からの依頼によりひな人形の新作デザインなども行なっている木目込み人形師の道雅(みちが)先生。お一人お一人に寄り添って指導してくださるので、手先の器用さにはちょっと自信がない……という方でも安心してご参加いただけます。
干支のアイテムを身近に置くことで、新年のエネルギーが高まるといわれています。それが購入したものではなく、自分自身で作ったものなら尚更です。
2020年、令和になって初めての新年を、お手製の「子」と共によりパワフルに迎えましょう!
・ハンドメイドやDIYなどの手作業が大好き!という方
・木目込人形という日本の伝統工芸にチャレンジしてみたい方
・毎年、干支のアイテムを飾っている方
・新年を手作りアイテムと共に迎えたい方
2019年11月12日(火) 13:00〜17:00
(12:30開場)
株式会社ヴィジョナリー・カンパニー 事務所内
東京都台東区柳橋1-30-5 ドヌール柳橋弐番館2F
https://goo.gl/maps/PiCAfkcHwmEsnkQf8
7,000円(材料費込み)
※事前に銀行振込にてお支払いください
道雅(みちが) /木目込み人形師
箪笥職人の家に生まれ、子供の頃から手先の器用さを発揮。小学生の頃からはぎれや木くずで動物人形をつくる。
23才で草月流(生け花)の師範を取得。 米山京子の人形づくり、籐の編み物、押し花(押し花はがきコンクール入賞)など様々な手芸を経験する。
20代後半より江戸木目込み人形作りに触れ、日本人形の最高峰、100年型崩れしないと言われるその技術の難しさと素晴らしさに魅了される。以降、木目込み人形専門店で学ぶことを決心、みやび人形学院教授を取得。作品依頼の他、有名木目込み人形専門店より、ひな人形の新デザイン依頼など請け負う。
木目込み人形の命である土台「ボディーづくり」に一番時間をかける。最低でも1か月、時には納得するまで1年を要する場合もある。
きめこむ布地はそれぞれの色や柄が引き立て合う配色にこだわっている。 膨大な布地の中からより良い物を選ぶため、オーダー品は二つと同じものがない。
頑張って自分で手掛けたものが一番、「うちの子が一番」になります。
失敗してもその場で直せます。たくさん失敗してきたので大丈夫。いつでも直せるのが木目込み人形のいいところです。
ぜひこの機会に、日本最高峰の人形づくりに触れてみてください。
江戸木目込み人形とは 桐粉をしょうふのりで固めたもので、型に入れ固めたものに筋堀りをし、そこに布地をきめこんでつくる人形です。